数学的な見方・考え方

 小学校学習指導要領解説 算数編(以下「学習指導要領算数編」)では、数学的な見方・考え方は事象を数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉え、根拠を基に筋道を立てて考え、統合的・発展的に考えることと定義されています。この捉えを明確にするために、学習指導要領算数編や小学校第6学年及び中学校第1学年の教科書等を基に、「事象を数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉える」「根拠を基に筋道を立てて考える」「統合的・発展的に考える」の3つに整理しました。さらにアイコンを用いて表現し、次の表のように整理しました。授業改善研究グループの研究成果物である授業デザインシートでは、こちらのアイコンを用いて、働かせたい数学的な見方・考え方を示しています。

「働かせたい数学的な見方・考え方」から具体例・発問例を見る

 数学の問題として
 捉える

きまりを見いだす

  根拠を明らかに
  する

  表やグラフに
  まとめる

既習事項と
関連付ける

 数量や図形及びそれ
 らの関係に着目する

 複数の事象や
 考え方を比較する

順序よく整理する

  別な数や形に
  置き換える

別な方法を考える

「児童生徒の思考の方向付け」から単元・発問例を見る

 授業改善研究グループでは、教師が発問する目的について、児童生徒の思考は「焦点化」「拡散」「深化」の3つに分類されると捉えました。教師の発問に対して、「働かせたい数学的な見方・考え方」と「児童生徒の思考の方向付け」を示しています。

児童生徒の思考を焦点化させる

児童生徒の思考を拡散させる

児童生徒の思考を深化させる

数学的な見方・考え方

 小学校学習指導要領解説 算数編(以下「学習指導要領算数編」)では、数学的な見方・考え方は事象を数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉え、根拠を基に筋道を立てて考え、統合的・発展的に考えることと定義されています。この捉えを明確にするために、学習指導要領算数編や小学校第6学年及び中学校第1学年の教科書等を基に、「事象を数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉える」「根拠を基に筋道を立てて考える」「統合的・発展的に考える」の3つに整理しました。さらにアイコンを用いて表現し、次の表のように整理しました。授業改善研究グループの研究成果物である授業デザインシートでは、こちらのアイコンを用いて、働かせたい数学的な見方・考え方を示しています。

「働かせたい数学的な見方・考え方」から具体例・発問例を見る

 数学の問題として
 捉える

数量や図形及びそれらの関係に着目する

きまりを見いだす

根拠を明らかにする

 複数の事象や
 考え方を比較する

順序よく整理する

  表やグラフに
  まとめる

既習事項と
関連付ける

  別な数や形に
  置き換える

別な方法を考える

「児童生徒の思考の方向付け」から単元・発問例を見る

 授業改善研究グループでは、教師が発問する目的について、児童生徒の思考は「焦点化」「拡散」「深化」の3つに分類されると捉えました。教師の発問に対して、「働かせたい数学的な見方・考え方」と「児童生徒の思考の方向付け」を示しています。

児童生徒の思考を焦点化させる

児童生徒の思考を拡散させる

児童生徒の思考を深化させる