1 児童の伸ばしたい側面を高める手立てを考えよう

 「検討して改善する力」を把握するチェックリストを実施し、レーダーチャートで児童の伸ばしたい側面が把握できたら、側面を高めるための手立てを考えます。手立ての例については、小学校3年生から小学校6年生までの各学年別に作成しています。該当する学年の手立ての例を参考に、授業づくりをしましょう。

3年生5つの側面を高める手立ての例DLボタン4年生6つの側面を高める手立ての例DLボタン5年生6つの側面を高める手立ての例DLボタン6年生6つの側面を高める手立ての例DLボタン

2 単元計画を見直そう

 手立てが決まったら、検討して改善する場面を位置付けるために単元計画を見直します。各学年の単元計画の例を紹介していますので、検討して改善する場面を位置付けた単元計画になるように見直しましょう。

各学年の単元計画の例

3年生単元計画例「風やゴムのはたらき」DLボタン3年生単元計画例「音のせいしつ」DLボタン3年生単元計画例「じしゃくのせいしつ」DLボタン4年生単元計画例「天気と気温」DLボタン4年生単元計画例「物の体積と温度」DLボタン4年生単元計画例「水のすがたと温度」DLボタン5年生単元計画例「植物の発芽と成長」DLボタン5年生単元計画例「物のとけ方」DLボタン5年生単元計画例「ふりこのきまり」DLボタン6年生単元計画例「物の燃え方と空気」DLボタン6年生単元計画例「てこのはたらきとしくみ」DLボタン6年生単元計画例「水溶液の性質とはたらき」DLボタン

単元計画を見直す方法

(1) 単元を決める
 検討して改善する場面を設定できるかどうかを考えます。

(2)  単元計画の中で、検討して改善する場面を決める
 各学年の単元の例では、その学年で身に付けさせたい問題解決の力に即した場面や時間を設定していますが、学級の実態に応じて設定してかまいません。

授業づくりのポイント

(3)  場面を決めたら、単元全体を見直して軽重を付ける
 指導者が学級の児童の実態を基に、本単元を何時間で行うかを考えることが大切です。2時間扱いでも1時間でできるところは1時間で行うなど、単元の中で検討して改善する場面や時間を確保します。

3 1単位時間の中で工夫しよう

 「1 児童の伸ばしたい側面を高める手立てを考えよう」で考えた手立てに基づいて、1単位時間の授業の計画を立てます。各学年の実践事例を参考に、授業づくりをします。

各学年の授業実践例

3年生指導過程例「風やゴムのはたらき」DLボタン3年生指導過程例「音のせいしつ」DLボタン3年生指導過程例「じしゃくのせいしつ」DLボタン4年生指導過程例「天気と気温」DLボタン4年生指導過程例「物の体積と温度」DLボタン4年生指導過程例「水のすがたと温度」DLボタン5年生指導過程例「植物の発芽と成長」DLボタン5年生指導過程例「物のとけ方」DLボタン5年生指導過程例「ふりこのきまり」DLボタン6年生指導過程例「物の燃え方と空気」DLボタン6年生指導過程例「てこのはたらきとしくみ」DLボタン6年生指導過程例「水溶液の性質とはたらき」DLボタン