情報モラル育成パッケージ「#60秒情報モラル」は,学校の実態に合わせて「①課題の把握」「②教材の選択」「③教材の視聴」「④対話・気付き」の4つのSTEPで活用していきます。
STEP1 課題の把握
児童生徒の実態や,授業でのICT活用の様子などから,どのような課題があるかを考えていきます。
例えば
例1 カメラを使った学習を行いたいけど,カメラを使うときの注意事項を考えさせたい
例2 テキストコミュニケーションについて考えさせたい
STEP2 教材の選択
STEP1の課題に応じた教材の選択です。どの動画教材がステップ1で把握した課題に合っているのかを,動画教材一覧表や動画教材解説シートを使って選択します。
例えば
例1の場合 カメラの使い方
B02撮影すればメモいらず,B04カメラで撮影しよう,B06友達の動画など
→B02撮影すればメモいらずを選択
例2の場合 テキストコミュニケーション
L03勉強教えて!,L06元気づけるメッセージなど
→L06元気づけるメッセージを選択
STEP3 教材の視聴
選んだ動画教材を実際に児童生徒に視聴させます。動画自体は60秒程度ですので,視聴後に繰り返し再生したり,ある場面で動画を止めて説明したりすることもできます。

STEP4 気付き・対話
動画教材を視聴して,気付いたことをもとに対話することによって,情報モラルについて考えを深めたり,新たな気付きを対話によって見出したりしていきます。必ずしも正解があるとは限らないので,多様な考えや気付きに触れることができます。
