左の写真は,令和4年8月31日(水)に訪問した大衡


村立大衡小学校での活動の様子です。


 午前は,全校児童が対面式,校庭でのデモンスト


レーションに参加し,その後,6年生が体育館での


デモンストレーションに参加しました。理科教室は,


4年生がものづくり教室,5年生が観察教室,6年生


が実験教室を行いました。


 午後の教員対象研修会では,学習指導要領に関す


る講義,問題解決の力を育成する授業づくり研修を行


いました。



   児童の感想

4年生

 わたしは,気球の実験でぎ問に思ったことがあります。どうして,空気を入れると浮かばないで,ねっ気を入れると浮かぶのかが不思議に思いました。また,ほかのを見てみたいです。

 

5年生

 私の心に残ったことは,気球を飛ばしたときのことです。私は,気球はどうやって空を飛んでいるのか分かりませんでした。でも,今回この実験を見て,空気をあたためて飛ばしていることが分かりました。そして,空気より軽い物があるとこの実験で学びました。

 そして,季節のビンゴをやってすごく楽しかったです。よく耳をすませたり,手でさわったり,よくにおいをかいだり,少しむずかしかったけれど,それがとても楽しかったです。

 私は,理科が好きになりました。6年生になってもやりたいです。理由は次にまたやったら,理科がもっと好きになると思うからです。来年もぜひ大衡小学校に来てください。

 

6年生

 私が科学実験ですごいと思ったことが3つあります。

 1つ目は,ペットボトルロケットです。最初,水と空気を合わせたらものすごく飛びました。次は,「水なしで飛ぶか」と聞か

れ,私は(ほぼ空気で飛んでいるから空気だけでも飛ぶ。)と思いました。しかし,飛ばしてみると少ししか飛びませんでした。私はびっくりしました。水があることが大切なんだなあと感心しました。

 2つ目は,液体窒素の実験の時です。液体窒素という名前は知っていたのですが,どういう物かは知りませんでした。みせてもらったら水のようなものでした。もっとどろどろしていると思いました。その中にバラを入れたら,ぱりぱりと音を立てて粉々になりました。なんと液体窒素の温度はマイナス196度になるそうです。予想を超える冷たさでした。

 3つ目は,木炭電池の実験の時です。まずキッチンペーパーを塩水でぬらして木炭に巻きました。次に,アルミホイルを巻いて完成です。木炭が電池になるとは思っていなかったので,つないだらファンが回ったので驚きました。

 いつもとは違う,とても良い学びになったと感じました。また科学実験をしてみたいです。

 


   教員の感想

・子どもたちが気球やペットボトルロケットを見て歓声を上げていました。子どもたちの様子を見ると,楽しかったのが伝わってきました。教員研修でも学ぶことができました。ありがとうございました。

 

・理科の楽しさと大切さに改めて気付くことができました。ありがとうございました。

 

・理科は専門の知識や準備が大変イメージでしたが、たくさんのお助け情報をいただけてうれしかったです。

 

・普段,理科と接しないので,とても参考になりました。他教科の指導にも生かしていきたいと思います。

 

 

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