左の写真は,令和4年7月13日に訪問した


東松島市立矢本西小学校での活動の様子です。


 午前は,3年生が対面式,デモンストレーション


に参加し,その他の学年はリモートで参加しまし


た。その後,4年生がものづくり教室,5年生が


実験教室,6年生がSTEAM教室を行いました。


 午後の教員対象研修会では,学習指導要領に関


する講義,問題解決の力を育成する授業づくり研


修を行いました。



   児童の感想

4年生

科学じゅん回教室があると聞いたとき,わたしは,「科学ってどういうものなのだろう」と思っていました。
 科学じゅん回教室が始まると,液体ちっそにものをひたしてこおらせたり,気球を飛ばしたりと初めて見ることばかりだったので,そのふしぎさにとてもきょうみがわきました。また,学年の代表としてペットボトルロケットを飛ばしたときには,学校と同じくらい高く飛んだので,とてもおどろきました。
 学級ごとに分かれてからは,指にかざぐるまをのせて走りながら回しました。わたしは,なかなか上手に回せませんでしたが,友だちを見てみると,いきおいよく回っている人もいておどろきました。
 今日見たものはどれもふしぎで,おどろくことばかりでしたが,どうしてそうなるのかは見てもあまりわかりませんでした。もしかするとこれから理科の勉強を続けていくと,どうしてそうなるのか分かるかもしれません。たくさん勉強して,いろいろなことが分かるようになりたいです。

 

5年生

7月13日,科学巡回教室がありました。ぼくは,科学が大好きなので楽しみにしていました。作ったものと見たもので2つあります。
 1つ目は,木炭電池です。僕は最初は,何をやるんだろうと心待ちにしていました。木炭電池と聞いて,どうやって作るんだろうと思いました。
 まず,塩水にひたしたキッチンペーパーを木炭に巻き,さらに木炭からちょっとはみ出すようにアルミホイルを巻き,先端をねじり,とんがらせました。理由は,ぼくが思うに,電池はプラスとマイナスがあり,僕は,どちらかがプラスで,どちらかがマイナスだと考えたからです。線をくっつける場所を変えたりして,試行さく誤しながら,やってみたらプロペラが動いて,実験は大成功でした。できたときは安心とリラックスができました。すごく気持ち良かったです。皆さんもやってみてください。
 2つ目は,ペットボトルロケットです。各学年で代表一人が,ペットボトルロケットに空気を入れて,飛ばすというものでした。残念ながら僕は選べれませんでしたが,友達がきょうれつな一本を飛ばし,すごいなぁ,ぼくもやりたいなぁと思いました。今度あるときは,必ず,僕がペットボトルを飛ばしたいです。

 

6年生

課題を解決することは難しかったけれど,友達と協力して考えたことがとても楽しかったです。最後には,橋を作ることができ,紙は折ったり重ねたりすると,頑丈になることがわかりました。

 


   教員の感想

・大変分かりやすく児童にも教員にも良い研修,そして,科学について興味を持つきっかけになったと思います。ありがとうございました。

 

・理科の指導について,最近は専科にやってもらい,関わっていなかったので,指導の流れや活動の意義を再確認できました。

 

・児童対象の実験がとても興味深く,楽しく参加させていただきました。ありがとうございました。

Copyrightc2022 宮城県総合教育センター 理科教育研究グループ.All rights reserved.