左の写真は,令和3年6月9日() に訪問した


石巻市立中里小学校での活動のようすです。


午前中は児童を対象に,対面式,デモン


ストレーション,理科教室を行いました。


午後は,教員を対象に,学習指導要領に関


する講義,問題解決の力を育成する授業づくり


研修等を行いました。



   児童の感想

2年生

わたしは,かがくじゅん回教しつでロケットをとばしたことが1ばんの思い出です。きんちょうしてずっとむねがドキドキしていました。ペットボトルにくう気入れを使って30回くう気を入れることがとてもたいへんでした。ロケットはそうぞうよりもとおくまでとんで行き,うれしかったです。そして,2年生は「うーちゃん」を作ったり「くるくる回るうさぎさん」を作ったりしました。作るのは少しむずかしかったけれど,たのしかったです。「うーちゃん」は高い声のほうが低い声よりもうごくことに気づき,ふしぎだなと思いました。

 

4年生

わたしが一番心に残ったことは2つあります。1つ目は全校児童で外に出て,ロケットを飛ばしたことです。ロケットの中に水を入れて飛ばしました。1年生から6年生まで飛ばして,遠くまで飛ばした人もいました。おもしろかったところは,校長先生が飛ばしたところです。なぜなら,校長先生が飛ばし終わった後,科学巡回訪問の先生がロケットから出てきた「大成功」という紙を出して走っていたからです。

2つ目は4年生で行った電池作りです。手袋をつけて塩水を紙皿に入れ,塩水につけたキッチンペーパーとアルミホイルをまくことで電池を作りました。1つの電池では電子オルゴールの音が小さくて聞こえませんでした。そこで,みんなの電池をつなげました。つなげるのが難しくて,班のみんなで電池の向きを変えたら音が鳴りました。最後に班のみんなの電子オルゴールをつなげました。いろいろな曲が鳴って,合唱のようになりました。電気の力はすごいなと思いました。

来年はコロナウイルスがなくなって,今度は1年生から3年生も一緒に最初から最後まで実験を見たいです。来年も来てほしいです。

 

6年生

私が特におもしろかったものは校庭で行った気球とペットボトルロケットです。体育館での授業が終わって校庭に出ると気球を見て,「あれ何だろう」と思わず言いました。今日は風のえいきょうで最高2,3mしか飛ばなかったけど,すごくわくわくしました。気球が終わりペットボトルロケットの出番がくると始めに3年生までが飛ばしました。次に巡回教室の先生が水の入っていないペットボトルを飛ばすことになり,私は1〜3年生より飛ぶと思っていました。すると、全然飛ばなかったのでびっくりしました。最後に4〜6年生の出番です。6年生の友達をみんなで応えんしました。するとだれよりも飛んだので,みんな喜んでいましたが,私はこんなに飛ぶとは思っていなかったのでびっくりしました。次は校長先生が空気を入れました。校長先生のペットボトルには赤いパラシュートが入っていて,そこには大成功と書いてありました。どれもすごくおもしろかったです。思い出に残る授業になりました。


   教員の感想

・ただの楽しい実験にならないように,子どもたちが思わず考えたくなるような授業づくりをしていきたいと思います。

 

・今年は理科を教える機会がないが,非常にやりがいのある教科だと感じた。問題を子どもから引き出すためには,どのような事象を提示しなければならないかを考え,授業に臨みたい。

 

・それぞれの学年に応じた授業での働き掛けを考える貴重な時間になった。

・5年生の子どもたちは目をきらきらさせて実験を見ていました。教室にもどってからも,「最高に楽しかった」と言っている子どもたちがいました。“理科って楽しい!”と子どもたちも強く感じたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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