道徳性を養うために
〇道徳的判断力 |
〇道徳的心情 |
〇道徳的実践意欲と態度 |
を育てることが目標です。
授業のねらいは,これらの諸様相に基づいて設定することになります。

道徳科では,児童生徒にどのような力を育てるのですか。
児童生徒に育てる力については,道徳科の目標に示されています。教科化に伴って,道徳科の目標も明確で理解しやすいものになりました。目標を詳しく確認してみましょう。
第1章総則の第1の2の(2)に示す道徳教育の目標に基づき,よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため, 道徳的諸価値についての理解を基に,自己を見つめ,物事を(広い視野から)多面的・多角的に考え, 自己(人間として)の生き方についての考えを深める学習を通して,道徳的な判断力,心情,実践意欲と態度を育てる。
小・中学校学習指導要領「第3章 特別の教科 道徳」第1
※( )は中学校の目標
道徳性を養うために
〇道徳的判断力 |
〇道徳的心情 |
〇道徳的実践意欲と態度 |
を育てることが目標です。
授業のねらいは,これらの諸様相に基づいて設定することになります。
それぞれの場面において善悪を判断する能力のことです。
道徳的価値の大切さを感じ取り,善を行うことを喜び,悪を憎む感情のことです。
道徳的実践意欲は,道徳的判断力や道徳的心情を基盤とし道徳的価値を実現しようとする意志の働きであり,道徳的態度は,それらに裏付けられた具体的な道徳的行為への身構えのことです。
道徳科に求められる学習活動とはどのようなものですか。
第1章総則の第1の2の(2)に示す道徳教育の目標に基づき,よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため, 道徳的諸価値についての理解を基に,自己を見つめ,物事を(広い視野から)多面的・多角的に考え, 自己(人間として)の生き方についての考えを深める学習を通して,道徳的な判断力,心情,実践意欲と態度を育てる。
小・中学校学習指導要領「第3章 特別の教科 道徳」第1
※( )は中学校の目標
道徳科の目標に示されているような学習(下線部)が道徳科の目指す授業の姿ということになりますね。
そうですね。この下線部が,道徳科で目指す児童生徒の学習活動を示しています。ですから,道徳科では,道徳性を構成する諸様相を育てることに向けて
(1)道徳的諸価値について理解する |
(2)自己を見つめる |
(3)物事を(広い視野から)多面的・多角的に考える |
(4)自己(人間として)の生き方についての考えを深める |
授業をしていくことが大切になってきます。
道徳的価値の意義及びその大切さについて理解することです。
→<価値理解><人間理解><他者理解>自分との関わり,つまりこれまでの自分の経験やそのときの感じ方,考え方と照らし合わせながら,更に考えを深めることです。
物事を一面的に捉えるのではなく,児童生徒自らが道徳的価値の理解を基に考え,様々な視点から物事を理解し,主体的に学習に取り組むことです。
道徳的価値の理解を基に,自己を見つめ,物事を多面的・多角的に考えることを通して形成された道徳的価値観を基盤として,自己(人間として)の生き方について考えを深めることです。
[1] | 「特別の教科 道徳」の全面実施に向けてのリーフレット | 宮城県教育委員会 | |
[2] | 文部科学省:小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編 | p16-21 | あかつき |
[3] | 文部科学省:中学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編 | p13-18 | 教育出版 |
[4] | 浅見哲也:「こだわりの道徳授業レシピ」(2020) | p22-24 | 東洋館出版社 |