左の写真は,令和3年11月5日() に訪問した


利府町立利府小学校での活動のようすです。


午前は児童を対象に,デモンストレーションと


理科教室を行いました。午後は,教員を対象に,


小学校の理科指導,問題解決の力,STEAM


教育等についての講義や演習,薬品管理につ


いての説明を行いました。


 


   児童の感想

5年生 「科学巡回教室に参加して」

科学は私もみんなも好きだと思います。でも私は得意なわけではありませんでした。周りのみんなは物知りなんだなあと思いました。でも,気球を見て「空気の力で飛ぶんだぁ」などと思いました。そして,司会の先生がとちゅうでプチ問題を出しました。それは「空気はあたためられたらどうなると思いますか?」というものでした。私は「あたためられたら体積が大きくなる!」と心の中で思いました。そして,手をあげようとしたら,奥の6年生が「上に上がる!」と言っていて不安になりました。でもあげるだけあげてみました。そしたら,近くの6年生が「大きくなる」と言って,司会の先生が「そう!」と言っていたから,心の中で「あっていたんだぁ…」と思い少しだけ後かいしましたが,よろこべたのも良かったと思いました。その後のロケットも「すごい!」と感動しました。遠くから来てくれたセンターの方々に感謝したいです。

 

6年生 「科学巡回教室に参加して」

今回,科学巡回教室で熱気球やペットボトルロケットを見ることができてとても楽しかったです。目の前で飛んだりする様子を見るのはあまりできない体験なので,予想したり考えたりして科学のおもしろさをしることができました。理科教室のプログラミングでは,今までよく聞くけどやってみる機会がなかったので,プログラミングで色々なことを操作できるのが驚きでした。ボルトは,丸くて小さくてかわいいのに,プログラミングで人を助けることもできるのがすごいなと思いました。4人組になって意見を出し,やってほしい動きをつくるのも難しく,思い通りに動くとうれしかったです。最後に,先生のお話のとき,これからAIがどんどん増えていくけど,それをそうさするのは人間ということを聞いて,生活していく上で大事なんだと思いました。これから,プログラミングは人の命を助けたり,お手伝いもやったり,様々な所で活やくすることが分かりました。ありがとうございました。

 

6年生 「科学巡回教室に参加して」

1組はプログラミング教室,2組は実験教室,3組はものづくり教室に参加しました。私は3組なのでものづくり教室でした。ものづくり教室は,図工室に集まって,風を使った工作「この指とまるかかざぐるま」と「よく飛ぶ紙飛行機」をつくり,校庭で後半遊びました。かざぐるまは,基本的な折り紙でつくるようなかざぐるまではなく,折った後に指で風を受ける方向から走りました。紙飛行機は,まず,全員で様々な独特の紙飛行機を見せ合い共有しました。その後,よく飛ぶ輪ゴムを使った紙飛行機を色々な道具を活用して作りました。最後に,どのような完成になるのか想像しながらつくったので楽しかったです。どちらも想像していたより良い完成形になりました。今回経験したことは私の中の良い思い出となったため記憶に残りました。他の学年にも私のような経験をして,小学校での科学を楽しんでもらいたいと思いました。また,気球の大きさや飛ぶ高さがを予想したときは,結果が分かったときに自分の予想が当たっていたか確かめることができたので,改めて科学実験の面白さや楽しさを実感することができました。

 


   教員の感想

・理科の学習について,改めて考える機会となりました。理科室の安全について,再度確認していきたいと思います。

 

・コロナで行事が縮小される中,本日の科学巡回は良い経験になったと思う。

 

・理科は楽しいと思った。子どもたちにもこの気持ちを感じさせたい。

 

・限られた時数の中で,子どもたちにたくさん考えさせ,発想させる場をつくってあげることが大切なのだと学びました。また,「みやぎ理科支援ナビ」についても知ることができ,これから活用させていただきたいと思いました。

 

・理科指導を行うことが一度も無いので,今日のような研修で少し理科の学習のイメージをもつことができた。

 

・理科に限らず,教育活動全般において,大切なこと,必要なことに気付かせていただきました。ありがとうございました。

 

 

 

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