左の写真は,令和2年9月10日()に訪問した


名取市立下増田小学校での活動の様子です。


午前は4〜6年生が参加してのデモンストレー


ションと,6年生の理科教室を行いました。午後の


教員対象研修会では,液体窒素を用いた実習と学


習指導要領に関する講義,問題解決の力を育成


するための授業づくり研修等を行いました。



   児童の感想

「科学巡回指導訪問の理科授業を受けて」6年生

科学巡回指導訪問の理科授業を受けて,わたしは理科が苦手だったけど,「すごいな」と興味を持つことができました。見ていて,わたしが一番「すごいな」と思った実験は,液体窒素の実験です。バラが粉々になったり,ボールが割れたり,−196℃の温度だったり,予想していないことだらけで,見ていてとても楽しかったです。LEDライトの実験では,位置や角度によって別の色に変わるということも分かりました。先生のみなさん,空気のことを教えてくれてありがとうございました。空気ほうの大きいのがすごかったです。「はっしゃ。」と言ったときにわっかが出てきて「すごいな。」と思いました。それから,気きゅうがとんでいるところは見たことがあったけど,近くで見たのははじめてでした。早く理科を勉強したいと思いました。科学の先生ありがとう。

 

「科学巡回指導訪問の理科授業を受けて」6年生

私たちに科学について教えていただき,ありがとうございました。液体窒素の実験では,こおったバラが粉々になったりしていて楽しかったです。空気砲はとても大きくておどろきました。後ろの方にも届いてきて「すごい!!」と思いました。気球は初めて見ました。中の空気を温めると飛ぶということを知ることができて良かったです。ロケットは,空気だけだとそんなに飛ばなかったけど,水を足すとよく飛んでいて興味深かったです。光の授業では,身近なスマホや電気などから,たくさんの色が出ていておもしろかったです。LEDを重ねていろいろな色を作るのは難しかったけど,頑張りました。白色を作るのは大変だったけど,少し赤い白ができました。これからも教えていただいたことを生かしていきたいです。楽しい科学を教えていただきありがとうございました。

 

「科学巡回指導訪問の理科授業を受けて」6年生

今日,理科授業を受けて,私はたくさんのことを学びました。特にびっくりしたことや学んだことは2つあります。

1つは,液体窒素による物の変化です。南極の気温よりも冷たい液体窒素に,バラやボール,風船などを入れたら,かたくなって,落とすとくだける物や,一度小さくなって,また元に戻る物など,物によって変化の仕方が異なっていておもしろいと思いました。

2つ目は,たくさんの光の色の元になっている3色についてです。自分たちで実際に実験して,青,赤,緑が元になっていることが分かりました。

今回,このような楽しい理科授業を体験させていただいたセンターの先生方には深く感謝したいと思います。


   教員の感想

・理科は楽しいけれど難しいと感じています。活用できるものをうまく活用して,子どもたちに力を付けさせたいと思います。

 

・子どもたちが何よりも喜んでいた。コロナの状況の中で溜まっていた気持ちが発散されて「楽しかった〜」と教室に戻ってきた。ありがとうございました。

 

・理科の授業は専科の先生に主導していただいていることもあり,授業の具体の流れ,効果的な実験等はこのところ意識が低く,不勉強でした。今回の研修を通して,新しい指導要領で重視されている内容を大切に指導を続けたいと考えることができました。

 

・理科って楽しいなと改めて思いました。子どもたちにも「理科が楽しい」「もっとやりたい」という気持ちを持ってもらえるように取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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