左の写真は,令和2年6月10日()に訪問した


大崎市立古川第二小学校での活動の様子です。


午前は,4・5年生が対面式,デモンストレーション


に参加し,その後,6年生が実験教室を行いまし


た。午後の教員対象研修会では,液体窒素を用い


た実習と学習指導要領に関する講義,問題解決の


力を育成するための授業づくり研修を行いました。



   児童の感想

「理科実験教室」6年生

ぼくが,理科実験教室で一番面白かったことは,液体ちっ素でした。これは,みんなで見ました。液体ちっ素は,「マイナス196℃!」と聞いてびっくりしました。バラを中に入れて取り出してにぎると,バラバラになったのを見て,マジックみたいだと思いました。

次に,知らなかったことは,木炭などが電池の代わりになることです。最初は,できないと思っていたらプロペラが回ったのを見てびっくりしました。

最後に,?だとおもったことは,じしゃくを二つに分けると,分けたところがN極の方はN極だと思ったら,S極になったのを見てびっくりしました。そして,楽しく勉強になったなと思いました。

理科実験教室に参加して良かったなと思いました。

 

「科学巡回訪問」6年生

はじめの電気に関する実験では,木炭電池をつくりました。炭やアルミホイルなどで電池をつくれるのかなと思いましたが,プロペラが電池の力で回ったり,オルゴールが鳴ったりしていたので,びっくりしました。電気の力はとてもすごいと思いました。

次に,磁石に関する実験をしました。最初は一つのコップに細長い磁石をくっつけて,もう一つのコップを上からかぶせて,横に磁石のついたチョウチョの羽をくっつけて,一つ目のコップを左右に動かすと,羽がパタパタする実験をしました。とても楽しかったです。

最後は,液体窒素と空気砲の実験をしました。液体窒素の中に,バラやボールや風船などを入れたり,大きい空気砲を見たりなどして,とてもおもしろかったです。いろいろな先生達に教えてもらえてよかったです。とてもよい経験になったと思います。

 

「科学巡回訪問」6年生

磁石に関する実験では,磁石は粉々になってもS極とN極は変わらないと聞いて,とてもびっくりしました。磁石の力を利用したおもちゃは簡単に作れておもしろかったです。

液体窒素,空気砲の実験では,バラを液体窒素に入れて,バラをにぎると,パリパリと音が鳴ってとても印象的でした。空気砲の実験では,空気砲を打ったらきれいな丸の形ができていてすごかったです。

電気に関する実験では,モーターや木の電池を使ってオルゴールを鳴らしたりしました。私の班では,導線をたくさんつなげて工夫しました。

今日の理科の実験をして,もっと理科に興味をもらいました。今度は,家でためしてみたいなと思います。


   教員の感想

・発見,発見で,とてもよい研修になりました。理科の授業を早くしてみたくなりました。子どもの目線で考え,教材の選択や準備をして,児童のいろいろな可能性を引き出してみたいです。

 

・今までに何校でも見せていただき,その都度勉強させていただきました。新学習指導要領の実施に合わせて,もう一度学び直したいです。本日はありがとうございました。

 

・教員でも感じるわくわく感を,ぜひ授業で子どもたちに感じさせたいと思いました。授業で使える材料や,「じゃあこうかな」「こうすればいいかな」と考えさせる力をつける授業の流れを考えていきたいと思います。本日はありがとうございました。

 

・薬品管理について改めて参考になった。雑に扱っていたような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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